好天にも恵まれ、令和元年に幸先良い登山が楽しめた山ボーイです。
連休なのだから四国の日本百名山を目指そう
今年のGWは10連休です。大人だけでなく子供も10連休という長期休暇なので、これを利用しない手はない!ということで、山キッズ1&2を連れて車中泊ベースで四国の日本百名山(石鎚山、剣山)を回ってくることにしました。車中泊しながら、子供たちと色々な新体験をしてくる計画で。
剣山はハイキング気分でも登れる山でした
標高1,955mの剣山(つるぎさん)ですが、駐車場のある見ノ越駅(標高1,420m)までは車でアクセスできますし、リフトで標高1,750mの西島駅まで登ることができます。一番大変なのは、国道(酷道ともいう)をドライブしてここまでたどり着くところかもしれません。
登山道自体はきれいに整備されており、小さな子供でも手を繋いで一緒に登れる山です。それでも剣山山頂に到着すれば、日本百名山の名に恥じない絶景が楽しめます。
行きはリフトに乗ることにしました
早起きしてリフトを使わずに登るつもりでしたが、車中泊も4日目(最終日)で子供たちにも疲労が溜まっていますので、片道だけリフトに乗ることにしました。12分ほどリフトに乗ると中腹の駅に到着します。途中、かなりの傾斜がある箇所があり、うしろを振り返ると絶景かつヒヤヒヤ感が味わえます。雪がないとリフトって怖いんですよね。
尾根道から行場ルート経由で山頂を目指す
とはいえ、そのまま登っても面白くないので行場ルートを歩いてみることにしました。
刀掛の松のところを左に折れると、行場ルート(上級者向け)に行きます。ここから急に道が険しくなります。
切り立った崖はないですが、斜面を縫うように歩いていきますのできちんとした登山靴で行きましょう。
行場のひとつ、不動の岩屋。中に入ってみましたが真っ暗でヘッドライト必須です。
ルートを間違えて肝心の「おくさり(鎖場)」を見ることなく山頂に向かってしまいました。残念。山頂ヒュッテが見えてきました。
次郎笈が美しく聳える山頂に到着!
剣山山頂に到着しました!体力的に余裕があれば次郎笈(じろうぎゅう)方面に往復するとさらに爽快!なのですが、今回は断念。またの機会にします。
剣山神社でこどもみくじを引きます。山キッズ1は小吉、山キッズ2は大吉でした。失せ物は「部屋の隅々まで探しなさい」など、為になるメッセージが書かれています。
名水百選「剣山御神水」を飲む
下りルートは大劔道を通ります。途中、大劔神社にある「劔山御神水(つるぎさんおしきみず)」をゴクゴク。流水ではなく、岩の中にある甕のようなところから柄杓ですくって飲みます。ミネラル分が多く腐りにくい水なのだとか。
飲み口スッキリでクセがなく非常に飲みやすい、美味しい水でした。さすがは名水百選。
下りはリフトを使わずに歩きました
車を停めている見ノ越駅まで約4kmほど歩いて下ります。特に危ない箇所もないので、軽く走りながら下山します。近所の里山レベルの感覚で2000m弱の見晴らしを楽しめる山でした。
山登りはともかく、登山口までの車アクセスが大変でした
夜に走っていると色々な動物が飛び出してくるくらいの山道です。ライトを見ると鹿が飛び出してきて、チラチラとこちらを振り返りながら走っていく写真。はやく退いてくれ〜。
徳島県美馬市から国道438号線を南下するか、徳島県大豊町から国道439号線を東進するかどちらかです。
国道438号線は山をくねくねと登るヘアピンカーブが連続するような道、国道439号線は秘境の集落の中を抜けていくような道です。どちらも狭く離合困難な場所ありますが、私にとっては国道439号線の方が楽でした。参考にしてください。
GPSトラックデータ
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