アイドリング不調!車の調子が悪いと心の乱れがあるのはどうして?

スポンサーリンク

愛車の調子が悪いんです。山キッズ1が生まれた年に購入したVOXY(ZRR70G)、かれこれ13年目になります。なんだかんだいってミニバンは便利。車内空間が広いので荷物もたくさん詰めるし、子供がグズっても車内で移動しやすいし、スライドドアがあるから隣の車にドア当てる心配は激減しました。ありがとうヴォクシー。

6回目の車検を通すか微妙なので乗り換えを検討中で、コロナ禍もあって車で遠出する機会はあまりないものの、必要なメンテナンスはきちんと実施して、安全に走行できる状態にしておきたいというもの。

アイドリング不調!坂道を登るときに戦車みたいな振動が!

ちょっと前から、車を走らせていると妙な振動があることに気づきました。ある信号の、信号待ちから走り始めた同じあたりで「ドゥルン」って振動がある。毎回同じ箇所で気になるので道路が悪いのかとも思いましたが、どうやらエンジンの回転数により発生することがわかりました。アクセルの踏み加減がいつも同じだから、同じような場所で毎回再現していたのですね。

オイル交換したり、ガソリン添加剤入れたり、ハイオク入れたりと色々試してみましたが、一時凌ぎでマシにはなるもののしばらくするとまた発生。そして振動もだんだん大きくなってきました。アイドリング700rpmあたりなのですが、1000-1500rpmあたりになると目に見えてわかるくらいガックンガックンして、パンクしたのか?ふざけてブレーク踏んでるのか?ってくらいの不調っぷり。

エンジンルームが調子悪いのだからディーラーに持っていけばいいじゃん!って話なのですが、何事にもトライしたい山ボーイは、google先生を駆使して調べた結果、今回の事象は点火系トラブルであると推測しました。ディーラーは前任者が転職してあまりにイケてない営業担当になったので連絡するのがイヤなのです。。。やむを得ない場合は連絡しますけど。

VOXYのスパークプラグはDENSOのイリジウムで20万km交換不要らしい?のですが、実際は10万kmあたりでは交換した方がよいみたいです。スパークプラグは、先端がエンジン内部に突き出しており、ガソリンと空気の混合気に点火し爆発させる、エンジンのまさに心臓部。ここが調子悪いと不整脈が出るわけですね。

スパークプラグに加え、火花を散らすために高電圧をかける装置(イグニッションコイル)もあわせて交換しました。部品代がおよそ1.2万円。ディーラー作業だと工賃諸々含めて4万円以上かかるのですが、心臓部のメンテということもありリスクも伴います。その点は重々ご認識を。

イグニッションコイル(互換品)

スパークプラグ(NGK PremiumRX)LKAR7ARX-11P 4本

14万キロ走行したVOXYのプラグはこんな感じ

IMG 0708

よく無交換で14万km走ってきたなーと思います。見た目はそれなりで、そんなに悪くなさそう。金属部分は白く焼けています(これはこれで正常かな)

IMG 0710

電極間のクリアランスも目に見えてダメな感じもしないですが、新品の状態がわからないのでとりあえず変えてみました。イグニッションコイル&プラグを交換した結果、アイドリング700rpmで時々起きていた不整脈もなくなり、静かに安定しているように見えます。また、一番の懸念だった1000-1500rpmあたりの強い振動についても解消!スーッと加速していくようになりました。点火系の交換で正解でした!!

なお、点火系に辿り着く前には吸気系のチェックとしてスロットルバルブの清掃&ECUリセットを何度かやってみたりしていますし、プラグ交換の前にイグニッションコイルのみ交換して様子を見たりしています。なるべく手を入れるリスクが少ないところから試しています。

今回使った工具

IMG 0707

イグニッションコイルは10mmのボルトで固定されているため、6角レンチが必要です。通常のスパナだと周囲に干渉して外しにくかったので、角度がついているメガネレンチ、もしくはラチェットレンチを使うと良いでしょう。山ボーイはこの機会にラチェットレンチのセットを買いました。

スパークプラグを外すにはプラグレンチが必要です。16mmプラグレンチが世の大半なのですが、VOXYは14mmプラグレンチです。ホームセンター等では売ってないので、ネットなどで探してください。山ボーイは前述のラケットレンチセット、差込角6.35mmの小型モデルを買ったのですが、プラグレンチは差込角9.5mm。変換アダプタもあとで慌てて購入しました。横にあるTARO字の工具は差込角9.5mmを回すものなのですが、長すぎてエンジンルームで使えず無用な買い物になってしまいました。良い子のみんなはサイズ確認して買おうね!

新車だとDIYメンテナンスするのは気が引けますが、13年も経つ車だとある程度自分の手で触れるようになってきます。あとどれくらい乗り続けるかはわかりませんが、家族の楽しみと安全を共にしてきた車ですから、大事にしていきたいと思います。

余談:アイドリングの乱れは心の乱れ?

車の調子が悪いと物凄くソワソワしました。いつ止まるかもわからない車を運転するというのは精神衛生上よろしくないですね。駐車場や信号待ちでのアイドリング中も、時々おきる不整脈でこちらもドキっとします。走行中も、ちょっとでも車が揺れようものなら、それがエンジンのせいなのか路面が悪いのかと考えてしまいます。

こんな状態でしばらく乗っていたものですから、メンテナンス完了してエンジンの調子が良くなったものの、この車に対する「ゆるぎない信頼感」みたいなものが崩れてしまいました。いつまた同じような現象が起きてしまうかもしれない、他にも不調が出てきてしまうかもしれない。そんな風に思い始めると、あまり長くは乗り続けられない気がしています。

一度失った信頼感というのはなかなか取り戻せないものですね。ということを車のメンテナンスをしながら考えていました。

スポンサーリンク
考える山ボーイ
スポンサーリンク
山ボーイをフォローする