4歳の子供を連れて、くろんど園地ハイキング&岩のぼりに挑戦!

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2018年の初登山を心待ちにしていた山ボーイです。

本当は芦屋ロックガーデンに行くつもりでしたが、朝起きたら夜に雨が降ったらしく、地面が濡れていました。お楽しみの芦屋ロックガーデンはベストコンディションの日に臨むことにして。

今回は、私市の大阪府民の森くろんど園地に出かけてきました。

くろんど園地の無料駐車場はアクセス至難

ハイキング本によると、だいたい京阪交野線の私市(きさいち)駅から歩いているようです。家族での移動しやすさを考えて車でのアクセスとしました。くろんど園地の北側に50台程度停められる無料駐車場があるとのことで、ナビに任せて走ります。

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河内森駅から「ここを入るの??」という細い道をひたすら走り、離合困難な山道を3kmほど走ったところにくろんど園地の入り口がありました。ゲートも狭く、道の状態もよろしくないので運転に自信のない方は、私市もしくは河内森から歩いてください。洗車したてだったのにドロドロになってしまった!(笑)

さあ、散策スタート!

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本日のルートは、くろんど園地駐車場から「さんさくの路」「さわわたりの路」を経由し、くろんど園地休憩所に行きます。そこから本日のメインである「岩のぼり」にチャレンジし、「みはらしの路」「こだちの路」を歩いて湿地に戻ります。

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恒例のえいえいおー!です。今日は山キッズ2に音頭をとってもらいました。

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さんさくの路は早速山に入って行きます。こういう道の方が子供たちにとっては楽しいようで、ぴょんぴょんはしゃぎながら進んでいきます。

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くだりルートなので山キッズたちの足取りも軽やか。颯爽と走っていきます。

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途中見つけた巨大キノコ建造物です。

雷雨の時に身を隠すための避難シェルターだそうです。手前の小さなキノコが可愛いですね。

さわわたりの路は渡渉あり!

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沢沿いの道をひたすら下ります。「さわわたり」というだけあり、渡渉ポイントが何箇所かありました。また、いくつもの丸太橋が架かっており、歩いていて退屈しません。

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橋の上でジャンプして遊ばないようにしましょう。

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歩きやすいよう石のステップが作ってありますが、濡れていると滑りますのでご注意を。キッズ用とはいえ、登山靴は普通のスニーカーに比べて格段に滑りにくいです。安全のためにも購入をお勧めします。

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自称「エネルギー切れ」で動かなくなってしまった山キッズ3です。

持っていたグミを食べさせると動き始めました。おかしで釣らないと動かなくなるお年頃です。

くろんど園地は火気使用禁止!

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山登りでバーナー、クッカーを使って良いかの賛否は別れるところで「グレー」な感じですが、こちらくろんど園地では明確に「使用禁止」となっています。いたるところに火気使用禁止の看板が貼られています。ルールは守りましょう。

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どうやら平成26年の山火事が発端のようです。炊事棟で有料利用は可能?

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お湯を沸かしてカップラーメンを食べる予定でしたが、火気使用禁止ということで。予備に持参していたおにぎりと菓子パンで昼食です。日差しは暖かいですが日陰に入るとひんやりとして冷え込みます。温かいものが飲みたかったなぁ。

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ちなみにこちら休憩所の自動販売機です。下界よりも若干お高いプライスになっております。

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アウトドアにぴったり、めっちゃ熱い「マグマカイロ」大活躍です。手袋の上から握っても暖かさを感じます。

さあ、いよいよ岩のぼりです

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休憩所のすぐ西側にある、「岩のぼり」ルートです。目の前に格子状の鎖がみえますか?

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岩のぼりへのアプローチは、階段のようにみえて、実は丸太のはしごになっています。4歳ホヤホヤでこわがりの山キッズ3には結構ギリギリな難易度です。

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岩のぼりに挑戦!

よほどのことがなければ落ちないと思いますが、念のため山ガールが下から支えます。

山キッズ3「手袋が滑る」「こわい」

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手袋を外し、山ガールと一緒になんとか登り切りました。やったー!

山キッズ1&2にとっては物足りなかったようです。

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ふくろうおじさんの見張り台に到着しました。雨がパラパラしてきたのでしばし休憩〜。

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見張り台へのアクセスははしごです。山キッズ3は自分の身長よりも高いところは怖いので(だいたいみんなそうですよね)上から下から支えながらフォローします。

ちなみに以前は草原広場に木製アスレチックがあって遊べたようなのですが、老朽化のため現在は使用禁止になっています。お湯沸かしてカップラーメンもNG、子供にとっての楽しみは「岩のぼり」だけになってしまいましたね。

展望スポットまであと少し!

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みはらしの路を進んでいきます。きのこシェルター前にてちょっと休憩。

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ミニきのこに座れてご満悦の山キッズ3。

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さあ、展望スポットにやってきました!340度見晴らせる場所なのですが、この日はあいにく薄曇りのため、展望はイマイチでした。

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すこし離れたところに園内最高点があるというので探してみましたが、山キッズ3が腰掛けているこの石がその三角点のようです。

駐車場まであと少し!頑張れ〜

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炊事棟を通過し、湿地まで戻ってきました。駐車場はすぐそこです。

が、こういう道を見ると遠回りしてでも通りたくなるのが子供というものです。

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おかげでスギの仲間の気根を見ることができました。湿地からボコボコそそり立っているのが気根だそうです。

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無事駐車場まで戻ってきました。途中で足が痛いと泣き言をいっていた山キッズ3も、結果的に一度も抱っこすることなく、自分の足で歩ききりました。お菓子をあげたり、山キッズ1&2がうまく気分を乗せたり、楽しい話をして気をそらすことが大事です。

こうして一緒に歩いていると、子供たちは体力がついてきたなーと思います。いずれこの背中が遠く見えなくなってしまうんだろうなーと感慨に耽りつつ、まだまだ山に連れていこうと思う山ボーイでした。