いろいろな山に登ることに興味を持ち始めた山ボーイです。
日本の山を調べてみよう
山登りのひとつの指標としてよく使われているのが、深田久弥が編纂した日本百名山。しかし、私の登山スキルではまだまだ難しい山ばかりです。子供たちを連れていくならなおさら。
そこで、日本百名山に限らず、日本にある山を調べてみました。調べたのは国土地理院が発表している、日本の主な山岳標高1003山。
眺めてみるだけでも面白いですよ!気づきをいくつかご紹介します。
野口五郎岳?
飛騨山脈(北アルプス)中部にある、標高2,942mの山です。歌手にも「野口五郎」さんが、この山名との関係は?野口五郎ファンの人が命名した??
調べてみると、意外や意外。むしろ、野口五郎岳から引用して野口五郎という芸名をつけたのだそうです。へ〜、知らんかった。
西低東高の傾向!
1003山の標高ですが、リストは1059まであります。ひとつの山に複数の山頂があったりしますからね。
このリスト、北海道から順番に掲載されているのですが、山ボーイが住む大阪府が登場するのは732番目の生駒山から。後半には中国山地、四国山脈、九州山地の山がたくさん載っていますので、近畿圏の山は本当に少ないのがよく分かります。
日本百名山も近畿の山が登場するのは89番目の伊吹山ですからね。
登山しがいのある山、という意味では完全に西低東高の関係にあります。
似た名前の山が多い!
例えば、愛宕山は千葉にも京都にもあります。
烏帽子岳は、岩手、長野、富山にあります。
冠山は、福井、島根、広島にあります。
笠取山は、三重と愛媛にあります。
鋸岳は、新潟と長野にあります。
葛城山は、奈良と大阪にあります。こちらは近いので「大和葛城山」「和泉葛城山」と呼び分けたりしますね。
特に、駒ヶ岳は、北海道、秋田、福島、新潟、長野、山梨といろいろなところにあります。馬の形に似ていることから駒ヶ岳と呼ばれるようになったことが多いようです。
山の名前だけではどの山かわからないケースが色々ありそうです。
リストにある1番低い山は?
1059の山頂のうち、1番低いのは宮城県の大高森の105m。
これは日本三景として知られる松島を眺望する地として知られているようです。
次点で、奈良県の耳成山や天香久山が続きます。
次はどこの山を登ろうか
ピークハントなんていうと、山登りではなく、スタンプラリー行為であると批判されることがあります。山ボーイとしては、手段と目的が混同しなければいいというスタンスです。つまり、山登りを楽しむための目標として、まだ登ったことのない山に登り、白地図を自分の目と足で埋めていくことを設定するのです。
山キッズたちをどうやって楽しく山登りに連れ出すか。