避難生活を体験するという趣旨で、学校のグラウンドでテント泊ができるという防災イベントがありまして。運営側スタッフとしても参加しつつ、山キッズたちを連れて一泊してきました。とはいえ、テントでは寝るだけですけども。
学校のグラウンドにテントを設置します。今回は学生の頃にバイク泊用に買った2人用のツーリングテントを持ち込みました。これなら大人一人で楽々設営できるしね。大人一人、子供二人が寝れるサイズだし、狭い方が夜の冷え込みもマシなのでは、という判断です。この時は夜に雨が降ろうとはつゆ知らず。
体育館で宿泊する方々もいらっしゃいます。体育館のキャパに対して参加者が少なめなので、ついたて等なくてもそれなりにプライバシーが保たれている状態です。小学校の防災倉庫にある銀マットを敷いてみています。テントに寝る為、銀マットはこの後片付けました。
夕食は炊き出し訓練ということで、豚汁とビニール袋を使って炊いたご飯を食べます。その後は小さなテントの中で親子3人で団欒タイム。他に何もないからこそ成立するアウトドアの醍醐味ですね。なかなかいいもんです。
校庭でキャンプファイヤーをやったりして。火を見ていると飽きませんねえ。
体育館宿泊組の様子を覗いてみましたが、消灯前で子供達も楽しそうに騒いでいます。
一方、グラウンドのテント泊チームはこんな感じ。その後、寝ているところで10mm近い雨が降り、耐水性能がほとんどないツーリングテントは雨漏りを始めます。ポタポタしてきたので天井をタオルで拭いて凌ぎます。4時頃に小康状態になったタイミングで熟睡している山キッズ達を起こし、体育館に移動して寝かせます。周りのテントは特に問題なし、慌てているのは私だけらしく。ちゃんとしたテント持ってくりゃ良かったなーと情けない思いをしながら、テント内の濡れた道具を屋根のあるスペースに運搬しているうちに朝がやってきました。
我が家のテントの痕跡です。ツーリングテントなので2mもないサイズ。こうしてフットプリントを見ると、本当にこのスペースで親子3人が寝ていたのか疑問に思うほどです。なお、他のテントの方々は朝起きて悠々とフライシートについた水を払っておりました。みんないい道具持ってるなあ。
イベントそのものは楽しかったのですが、テントの問題で余計な苦労をしてしまいました。今後も親子3人でのキャンプを考えていますが、雨が防げないこのテントは辞めといたほうがよさそうですね。いい勉強になりました。