子供のうちからプログラミングの基礎を身につけて自学自習できる人間になってほしいと願う山ボーイです。
手を動かして実践できる電子回路おもちゃ!
別件で調べ物をしていてふと目についた商品の話です。
米国ELENCO社のELECTRONIC SNAP CIRCUITSという、いわゆる電子ブロック的な教育玩具です。
日本の代理店では「電脳サーキット」という名前で販売しているようです。
本家サイトを見に行くとマニュアルのPDFが置いてあったので、レゴだの工作だのが好きな山キッズ1に見せてみました。
「中身は全部英語で書いてあるけど、図とか見て、お父さんが説明したら理解できそう?」
「え?買ってくれるの??」
「ちゃんとできそうだったら買うかどうか考えるよ」
てな感じで話をしてみました。
多少導入に時間がかかりましたが、先日山ジイジからソーラーパネルカーを買ってもらったこともあり、電気回路の素養はある様子。
部品ページで説明した内容をメモしています。
「フォトレジスター」と言ったのですが、「ホトレジスター」と書いてしまいました。
まだ外来語をカタカナで書く勉強をしてないようです。
ちなみにフォトレジスターはCdSセル、光の強弱によって抵抗値が変わるパーツです。
「二階の廊下に夜になったら自動で電気つく足元灯あるやろ?あれはこのフォトレジスターを使って、明るい時には電気を消して、暗い時には電気をつけるようになってるんだよ」
「へええ〜」
こんな感じで各パーツの説明をしていきます。
英語ドキュメントなので親に多少の英語力が必要
#1から#101まで、101個の回路図案が掲載されています。
順を追って組んでいくと回路の並列直列の考え方や、LEDには向きがあることを理解できるようになります。
#18はレーザー銃の音を出すための回路のようです。
ICが何種類かあって、それぞれ足の意味も違うのでなかなか興味深いです。
米国ではELECTRONIC SNAP CIRCUITS Jr. SC-100として売られています。
日本でも並行輸入品が買えるのですが、正規輸入品には日本語マニュアルが付いてくるらしく、回路の基礎をしっかり理解するためには日本語版のほうがいいかなーとも。
私が横についていれば解説できますが、回路図見ながら自習もして欲しいしね。
ところで日本語マニュアルは回路図横の説明も日本語化してあるんでしょうか。
なお、米国では続編として、SC-300、SC-500、SC-750と部品点数も回路図も増え、難易度も上がった上位バージョンが売られています。
こちらは英語版のみなので、先を見越して英語オンリーで行くのもアリかな、なんて考えたりもしています。
「こういうの大好きなんだよ〜、ありがとう!」
って抱きつきながら一時間以上も山ボーイの回路解説を聞いていました。本当に好きなんでしょうね。
フロー状態キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
なお、理系でない山ガールにとっては、「回路が組めたからどうなるの?」って感じみたいです。作れば動くのはわかるけど、その能力がどう役に立つかがピンとこないんだそう。
買ってみることにしました
電気回路は理系の素養ですよね。
考えるためのフレームワークになりますので、手を動かすプログラミングの一環として面白いアイテムです。
「僕にはないのー??」って山キッズ2が騒ぎそうですが、6,000円くらいなのでとりあえずSC-100を買ってみようと思います。
レゴ教室やロボット教室に通わせることを考えると安いもんです。