弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その5です。細かく記事を分けているつもりはないのですが、中身が濃すぎて結果的に長編になっています。
スターフェリーで中環(セントラル)に到着
10分少々の船旅を経て、いざ対岸の香港島へ。新旧入り混じる九龍エリアと違い、都会的な高層ビルが立ち並びます。とても同じ都市とは思えないくらいに景観が違います。写真中央にあるくびれたビルも面白いデザインですね。ポキっと折れちゃいそう。
フェリーターミナル周辺で朝ごはんスポットを探したけどめぼしいお店がありません。飲食店はあるけどまだ開店前。サンドウィッチのサブウェイは開いてましたけどね。せっかくだからザ・香港な感じの朝ごはんを食べたいじゃないですか。一泊二日ということは、現地で朝ごはんを食べる唯一のタイミングなのですから。とりあえず中心地方面に歩いてみます。
駅からは陸橋形式のプロムナードが繋がっており、地上に降りることなくひたすら歩けるようになっています。ガラス張りに見える外は香港最先端の地。巨大なアップルのロゴがあります。アップルストアですかね。かと思えば、再開発真っ只中で赤土剥き出しの土地があったり、ちょっとした公園で朝から太極拳を嗜む方々がいたり。この混沌とした感じが香港の魅力なのでしょうね。
中環(セントラル)駅付近に到着しました。とにかく沢山の人でごった返しています!!!
それも、アジア系の女性ばかりが大量に。ぱっと見、近隣国から住み込みメイドとして香港に来ている方々のようです。衣類袋らしき四角い袋が山積みになっており、マジックで行き先が書かれています。人と落ち合っているのか、物流拠点なのかわかりませんがとにかくすごい人。初詣並です。
何か面白いものはないかとウロウロしてみます。ドンドンドンキなるお店を発見。これは、激安の殿堂ドンキホーテですね。こんな感じで時々日本のお店や看板が目に入ってくるのが面白いです。
そろそろ朝ごはんを食べようか。
ジョリービー(快楽蜂)という日本では見かけないお店を発見。こちら、フィリピンのファストフードチェーン店です。どうせチェーン店に行くなら香港らしいところに行きたいのでパス。
香港のファストフード、美心MXで朝食を
本当は朝から点心(ディムサム)とか茶餐廳(要するに喫茶店)で食べたかったんですが、まだ香港の空気感に馴染んでいない山ボーイ親子には敷居が高い!ので、少しでも入りやすそうなファストフードに入りました。パン屋の階段を上がった二階にあるお店で、相席上等な感じのフロアを見た時はちょっと腰が引けました。でも、そろそろお腹が空きましたから。ちょっと強引に席を確保しましたがな。
よくわからないなりに、カウンターでメニューの写真を見ながら注文します。広東語がわからない観光客は多いようで、店員さんもコミュニケーション慣れしていますね。山ボーイ的には「香港の朝ごはんはお粥」なので、お粥のセットを頼みました。
ナッツがのったお粥。刻んだピータンや鶏肉が入っています。さらに焼きそばもついてきました。飲茶文化なのでドリンクもセットです。特になにも言わなかったらホットミルクティがついてきました。
このお粥、めちゃめちゃ美味しいんです。すっかり米の粒が煮溶けていて、かといってドロドロでもなく。ちょうどいい粘度のお粥。やさしい味付けながら、鶏やピータンの旨みがググっと主張してきます。香ばしいナッツも食感のアクセントになります。日本のお粥と全然違うので、ぜひ日本でも食べたい。
焼きそばは完全にハズレでした。麺はモサモサで食感がニガテ。見た目ほど味付けもされておらず、麺を避けながら野菜を食べた感じです。
ホットミルクティはめちゃめちゃ美味しかったです。濃いめに煮出した紅茶にウバミルクを加えているのだと思いますが、紅茶の渋みと厚みあるウバミルクが重厚!これも日本で飲みたい味。
ちなみに山キッズ1が頼んだのはこちら。トースト、魚フライにスープ麺。食べ慣れた味でとても美味しかったようです。スープ麺は三日月状のマカロニのような不思議な形でした。
見ての通り、朝ごはんにしてはずいぶんボリュームがあったのでお腹がいっぱいに。この後の予定を山キッズと話し合いました。エアポートエクスプレスに乗るまであと5時間。日本にないVRアトラクションを体験するとして、残り時間は香港島をウロウロします。
この満腹状態でVRしながら体を動かすと気分が悪くなりそうなので(笑)腹ごなしも兼ねて近所をお散歩しました。旧監獄が開放されており、牢屋に入ったり、死体安置室を見れたりします。今は綺麗になっていますが、現役当時の状況を想像すると身震いします。。。
さあ、次はSandboxVRに行きますよ!