牡蠣の国広島出身の山ボーイが、殻付き牡蠣の安全な剥き方のコツをお伝えします。慣れると手際よく殻剥きできますよ!
岡山県の寄島(よりしま)から牡蠣が届きました!
山ボーイの実家から牡蠣を送ってくれました。岡山県笠岡市にある寄島(よりしま)というところの牡蠣です。
岡山は広島に並んで牡蠣の養殖が盛んな地域で、養殖いかだから水揚げしたばかりの牡蠣が寄島の直売所で買えます。
一斗缶にぎっしり!約15kg入っているそうです。すごい量ですがあっという間に食べきってしまいます。
牡蠣の殻剥きのコツを教えます!
たくさん食べるには蒸すのが一番手っ取り早いのですが、牡蠣フライでも食べたいので剥き身にします。
牡蠣を剥くのにはちょっとしたコツがありますので、図解しちゃいます!
色々な形があるように見えて、実は牡蠣の形は決まっています。
まず、寝かせてみて凹んでいるのが上、膨らんでいるのが下です(左図)。
その状態で、貝のつなぎ目を奥にするとちょうど左側あたりに貝柱があります(右図)。
貝の隙間からナイフを入れ、貝柱を切れば開きます。簡単でしょ?
無理やり力づくで頑張ろうとすると、牡蠣の貝殻やナイフで怪我をしますのでご注意ください。
道具を揃えて、レッツ牡蠣剥き
用意するのは、ハンマーとナイフ、軍手。
ナイフはボロボロになるので傷ついてもよい古いものを使いましょう。
まず、ナイフを差し込むところを探します。見つからなければ、ハンマーでコンコン叩いて殻を少し砕き、スキマを作ります。
スキマからナイフを差し込みます。牡蠣を持つ手には軍手を忘れずに。牡蠣の殻やナイフで怪我をしやすいです。
ちなみにナイフはよく切れる必要はないので、間違っても包丁とかは使わないでください。安いテーブルナイフで十分です。
ナイフを差し込んだら、貝柱があるであろう場所をグリグリ刮げ切ると、パカっと貝を開くことができます。
最後に剥いた身を塩水の中にぽとーんと落とします。
剥き身には貝の破片や海藻などがついていたりしますので、食べる前にはきちんと洗ってください。
たまにカニがいたりします。まだ生きてますよ!同じ牡蠣に入っていたので、おそらく親子ですね。
さあ、牡蠣食べちゃうよ!
まずは蒸し牡蠣。大きめの鍋に殻ごとの牡蠣を入れ、少量の酒と水を回しかけてから蓋をして加熱するといい感じに蒸せます。数分もあれば食べられる状態になって、ちゃんと美味しい!
そんな理由で、山ボーイは大量に食べるときは蒸し牡蠣派です。他に電子レンジでチンしたりもしますね。
プリッとしていて美味しい!
山キッズ3「うまーい」
ちなみに去年は「美味しくない」と食べませんでしたが、牡蠣の美味しさがわかってきたようです。
牡蠣フライと牡蠣グラタンもいただきまーす
こちらは翌日のメニュー。昨日に引き続いて蒸し牡蠣に加え、牡蠣フライです。身は小ぶりですが市販の牡蠣フライとは雲泥の差。中がフワトロです。
山キッズたちもカキフライをパクパク。美味いです。残った剥き身はベシャメルソースに少し味噌を入れて牡蠣グラタンになりました。こちらもご飯がススム一品です。
牡蠣は海のミルク
栄養価が高いことから、別名「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣です。スーパーで買うと、なかなかいい値段する上に美味しくない!特に生食用は身が痩せていて美味しくないです。美味しい牡蠣を食べて滋養強壮を!お取り寄せしてお腹いっぱい食べると元気になりますよ〜。
なお、15kgの牡蠣は3日目にはなくなりました。早く食べないと傷むしね。
1月末くらいまで牡蠣のシーズンが続きます。あと何回牡蠣が食べれるかな〜と楽しみにしています。