久々に山登りに出かけてきた山ボーイ&山キッズです。
金勝アルプスへ
涼しくなってきて山登り向きの気候になってきましたね。今回は、少し足を伸ばして滋賀県の金勝(こんぜ)アルプスに行ってきました。山ボーイの上司がオススメする山です。
いつものように、エイエイオーでスタートします。今回は自家用車アクセスなので、上桐生の有料駐車場(普通車500円)に駐めました。10時半頃と遅めに到着しましたが駐車場にはまだまだ余裕ありました。
今回のルート
金勝山のハイキングコースは、大津市と栗東市にまたがっています。今回は大津市側から入り、落ヶ滝ルートを通って北峰縦走線に入り、天狗岩と耳岩を経由して天狗岩線をくだるルートにしました。途中あったおじいさんからハイキングマップをもらってアドバイスを受けたところ、このルートがメジャーなのだとか。だいたい6時間くらいかかるって。
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落ヶ滝線は沢渡だらけ
飛び石を渡って進む渡渉が多く、山キッズたちもテンションがあがります。淡々と歩くだけのコースよりも、難易度が高いコースの方が楽しいようです。体つきがしっかりしてきた山キッズ2の足取りがしっかりとしてきました。歩くスピードも少し早くなったかも。
だんだんと道が険しくなってきます。道というよりは水が流れる岩場を登って行く道があったり。
シダ類が両脇からせり出してきていて、どうにか歩けるくらいの道だったり。はじめはおっかなびっくりだった山キッズたちも、徐々に慣れてたくましくなってきます。
絶景かな!
北峰縦走線に来ると、尾根沿いの岩で遊べるようになります。こちら、せりだした岩場に出て行った山キッズ1ですが、「こ、こわい」と言いながら戻って来ました。落ちなくてよかったです。
鳥冠山は490.9m、龍王山も604.7mと低山の部類ですが、ちょっと登ると見晴らしの良さに驚きます。ルートごとに特色があって面白い山です。
天狗岩線は鎖場だらけ
こちら、下りに利用した天狗岩線です。風化した花崗岩はとてもよく滑ります。ロープをたよりに下っていきます。
場所によってはズルズルと道から飛び出してしまいそうなところがあるため、下りは基本的に山ボーイが先を歩いて子供達をガードします。
お昼ごはんは天狗岩でカップラーメン
少し遅めの昼食は、天狗岩で。お湯を沸かしてカップラーメンを食べます。山キッズ1はお父さんよりも大きなカップラーメンを食べるようになりました。もう4年生なので食欲も出てきました。
山キッズ2は足が痛くてダウンしてしまったので、天狗岩下のベンチで休ませ、山キッズ1と天狗岩の頂上を目指します。赤矢印を頼りに登っていけばよいのですが、なかなかスリルあります。天狗岩から360度のパノラマが楽しめます!
・・・と言ってる間に、おとうさんとおにいちゃんがなかなか帰ってこないと心配した山キッズ2が泣きながら登ってきました(>_<)
ここで待ってて、と言ったのですがまだ難しかったようで。周りの人に色々助けてもらいました。
金勝山で見たおもしろいもの
山キッズ2が岩場で見つけた小さな植物。よくみると、食虫植物のモウセンゴケですね。
キャンプ場近くの川沿いにはアケビがなっていました。
金勝アルプスはそれなりの難易度です
おじいさんが言っていたように、のぼり4時間、くだり2時間くらい掛かりました。急なところ、砂で滑るところがたくさんありますので、山登りに慣れていないとなかなか大変な山です。動けなくなったときに救助を呼ぶときの目印になるコールポイントはあちこちにありますが、途中でEXITするルートはないので、基本的には登ったぶんだけ自力で降りる必要があります。
また、渡渉エリアには水辺を踏まざるを得ないところもあります。きちんとした登山靴でないと濡れて不快な思いをします。山キッズ2にはHI-TECの安物登山靴?を履かせたのですが、濡れた岩だと滑ってしまい川に足を突っ込んでしまいました。中の素材も硬いようで、「足が痛い」と訴えていました。厚手の靴下を履くなど対策も取れるかもしれませんが、靴底が滑りやすいのは致命的ですね。次はきちんとした登山メーカーの靴にします。安全には代えられないですからね。
岩登りができる山として、芦屋ロックガーデンが子供達の人気No.1でしたが、金勝アルプスの方が楽しかったらしいです。確かに岩場ゾーンが多かったかも。水もきれいで、川遊びに来るのも楽しいでしょうね。