弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その4です。
朝ごはんはどうしようか?から始まる
目覚めました。夜23:00には寝落ちして、朝7:00には目が覚めました。時間的には8時間ほど、十分に寝たはずなのにどこか疲れが残っている気がする香港の朝です。山キッズ1はまだ寝ているのでもう少し寝かせてやるとして。本日の予定を考えてみます。
まず朝ごはん。当初はホテル近場のローカルファストフード店でお粥でも食べようかと思っていましたが、九龍城付近にはオープンで入りやすいお店がほとんどないことが昨日の調査でわかっています。ローカル色の強い九龍城エリアよりも、観光客の多いチムサーツイ(尖沙咀)や香港島の方が入りやすいお店が多い気がします。18時離陸の飛行機で帰国するので、2時間前の16時には空港に居なければいけない。とすると、残された香港観光タイムは限られています。あちこち回るのはタイムロスになるので、香港島をメインに据えることにします。
よし、朝ごはんは香港島方面で。中環(セントラル)方面に行けば入りやすいお店が色々あるだろう。その後、二階建て路面電車のトラムにでも乗って観光気分を味わいながらウロウロするかー。的なざっくり予定を立てます。香港国際空港へはエアポートエクスプレスで移動するとして、中環(セントラル)あたりに15時に戻っていれば大丈夫そうです。
今は朝8時。観光終了時刻の15時まであと7時間。多いようであっという間に過ぎてしまう7時間です。山キッズを起こし、忘れ物をしないようテキパキと荷物を片付けて出発します。リーガルオリエンタルホテル、一泊あたり500HK$(日本円で約1万円)という格安価格を考えれば悪くはないけど、なんの面白みもなく、ただ寝るだけのホテルだったなあ。市街地に泊まっていたらますます「寝るだけ」感は強かったのだと思うけども。
MTRで尖東駅に移動する
昨日MTRで九龍城に帰ってきたときはスムーズだったのに、駅に向かおうとすると迷う。宋皇臺駅は最近開通したので、こちら側からの入り口がわかりにくい。九龍城エリアに地下鉄入り口階段があるのだけど、しばらく歩いても見つけられなかったのでガード下を通る狭い道を抜けると新たに整備された公園を発見しました。で、キョロキョロしていたら地下鉄入り口を発見しました。GoogleMapsを使えばすぐに現在位置がわかるのだけども、スマホの充電を減らさない&自分の勘に頼って歩き回ってみる、的な考えで知らない街歩きを楽しんでいます。
一晩経つと混乱していた頭も整理できるようで。MTRへの乗車も手慣れたものです。駅構内にある広告にも目がいくようになりました。基本的に漢字だらけなのですが、ときどき日本のコンテンツも混じっています。こちらは鬼滅の刃です。
このまま中環駅に向かおうと思っていたのですが、MTRに乗っている間に気が変わる。せっかくだから香港の交通機関を満喫したいので、尖東駅で下車し、スターフェリーで中環に行けばいい。スターフェリーは安いし、見えている距離を移動するだけなので所要時間もさほど掛からない。アベニュー・オブ・スターズのブルース・リーも見ようか。尖東駅周辺で朝ごはん食べれたらそれはそれでよし。
アベニュー・オブ・スターズ
香港の朝は少しゆったりしているようで。尖東駅周辺には朝から営業している飲食店はあまりなさそうです。みんなホテルで朝食をとるんですかね。
ブルース・リーの等身大銅像の横でポーズをとってベタな写真を撮ってみたり。
ジャッキーチェンの手形に手を合わせてみたり。思ったより手は小さめだなと思いましたが、手形を取るときにしっかり力を込めていた力強さが伝わってきました。他にもたくさんの手形やプレートがありましたが、残念ながら香港映画事情に疎くてほぼ分からず。
潮風のあたる海沿いの散歩道の朝。いいですね。朝からジョギングしている人も多数。対岸のビルのネオンサインもなく、夜とはまた違った景色です。
クロックタワーを横切れば、スターフェリー乗り場はすぐそこです。それにしても全然飲食店がないな。。。店舗が無くはないのですが、10時頃からオープンしそうな雰囲気で、まだ閉まっています。
スターフェリーに乗ろう
これです。ビクトリアリバーを横切る公共交通機関です。いまはMTRで海底通過できるようになったのでフェリーに乗る人は激減。観光客がたまに乗る程度みたいです。
運賃は2.7HK$(約50円)くらいです。香港は物価が高いと言われますが、乗り物はとっても安いです。フェリーの1Fか2Fかで多少値段が違います。ガイドブックにはスターフェリーでのスリや置き引きに注意!!と書いてあります。訪れた時間が朝だからか、乗船客が激減しているからか、待合スペースもスカスカ。用心に越したことはないですが。
フェリーの中もスカスカ。10人くらいしか乗ってないのでは??
窓際の席に座り、流れ行く香港の景色を海から眺める〜ってやつをやりたかったんです。窓があるのは船頭と船尾付近。風があり波も高いのでとっても揺れます。10分少々の船旅でしたが、ゆったりというよりは船酔いしないよう堪えていたという方が正しいかも。乗り心地は良くはないです。あえてもう一度乗る必要はないかな。風情はあります。
対岸についたので、続きは次の記事で!