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香港の夜を彩るシンフォニー・オブ・ライツを鑑賞!ショボすぎる!!香港弾丸一泊二日<一日目>その3

九龍寨城公園と深水埗(電脳街)でオールド香港を満喫!香港弾丸一泊二日<一日目>その2
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弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その3です。

チムサーツイ(尖沙咀)をウロウロします

香港、あちこちに公衆トイレがあると聞いていましたが案外見つけられない。日本であれば大型のショッピングモールとか駅構内にありますけどね。香港にはショッピングモールやデパート的なところは少ないし、MTR駅の構内にもトイレらしき看板は見つけられませんでした。チムサーツイに移動し、真っ先に探したのはトイレ。

K11にやってきました。アートとショッピングが高度に融合した空間。先ほどまでいたシャムスイポーと同じ街とは思えないくらい洗練されています。中に入るとおしゃれなお店がたくさん並んでいます。高級ポップコーンのような香ばしくて甘い香りのするフロアを歩いて無事トイレへ。テナントは綺麗ではあるんですが、通路には露天のような個人営業のブースが並んでいます。小綺麗にしてありますけどね。

これが一般的な香港の景色。ボロボロとまでは言わないですが、無機質に並んだ部屋に大量のエアコン室外機が壁面設置されてなんともいえない雰囲気。大通り沿いの1Fはテナントが入って賑わっているのですが、二階以上はこんな感じの住居です。密集する街、香港。

街を歩くとこんな雰囲気です。一見、ごちゃごちゃ感はなく、アメリカやヨーロッパの都市です、と言っても違和感ない。でも二階以上はゴチャゴチャ。チムサーツイ周辺には日本でも見かける有名ブランドのお店が並んでいて、歩いていると安心感があります。

ところで、香港では薬局にいくと良いよ!と聞いていたのですが。日本の「なんでも置いてある」ドラッグストアとは異なり、美容品とか漢方薬(乾燥したキクラゲとかキノコとか??)が並んでいるところが多く、目的がないと入りにくい雰囲気でした。MARVISっていうイギリスの歯磨き粉が安いと聞いていたんだけどなあ。

ちょっと変わった名前のお店を発見。高橋アウトレット。店内に入ってみたら特に日本人がいる訳でもなく。スマホ関連のアクセサリーが売っていましたが特別安い訳でもなく、何も買わずに出てきました。

かの有名な魔窟、チョンキンマンション(重慶大厦)です。入り口付近には両替商が並んでいます。空港に比べてここのレートが良いらしいのですが短期滞在でありATM海外キャッシングで少額だけ現地通貨を入手したので特に立ち寄らず。中にも入ってみましたが、奥に行けば行くほどインドイスラム系のディープな雰囲気になっていきます。安宿B&Bをとる場合、この深部にあるエレベータで上層に行くことになります。ちなみに中古スマホが並んでいるお店もありましたが、値段が書かれておらず。関心があることがわかるとグイグイ来られそうだった&動作にも不安があったのでスルー。そう思うと日本の中古スマホがいかに安心して買えることか。

入り口付近にはイスラム系の若者が立ってギョロギョロと周りを見渡しています。繁華街にあるので危険はないのでしょうが、ここが魔窟と言われていた理由がわかる気がします。

尖沙咀プロムナードへ

夜20時からのシンフォニーオブライツに向け、鑑賞場所の下見をします。ビクトリアリバー沿いのプロムナード付近が香港島方面を見渡しやすくてオススメです。道路の向こうに見えるのが香港スペースミュージアム。卵形の建物が面白いですね。美術館巡りも良さそうなのですが今回は時間の関係で割愛します。

まだ明るい時間ですが、対岸のビルの上にたくさんのLED看板が見えます。PANASONICの看板もありました。企業ロゴを表示するだけのところもあれば、巨大LEDスクリーンでアニメーションを流したり、動画広告を流したりと用途はさまざま。統制が取れていません。どの看板もアピールが強い。視界にねじ込んでくる感じ。シンフォニーオブライツまで二時間以上ありますが皆さん早くから来て場所取りをしています。

街に戻って夕おやつを調達

山キッズ1が疲弊しているので、何か甘いものを食べた方が良いといいチムサーツイに戻りました。考えてみればお昼すぎに食べた、香港牛肉麺(とっても辛い)で汗をかいて以降、飲み物もおやつも口にしていないのです。

「銀記」というテイクアウト専門の台湾ローカルフードが買えるお店へ。こういうところでミニサイズのものを色々買って食べ比べするのもよかったかもしれないですね。食べる場所に困るので路上もしくは公園まで持ち歩くことになりますが。

山キッズ1は甘いものを食べたいということでガイダンジャイ(鶏蛋仔)を購入。紙袋の中に大量にベビーカステラのようなものが入っています。しかも全部繋がってる!!ベビーカステラに比べて甘さも控えめ、サクっとしているし粉が少なく軽いのでパクパクと食べられます。卵の香りがして美味しいです。

山ボーイは喉が渇いたのでビールを。セブンイレブンで買うと値段はお店ごとに若干違うのですが、香港の物価の中では日本のビールが案外安かった(500mlで13HK$くらい)です。せっかくなのでご当地っぽい安いビールを、と買ったのがこちら。Sonderberg。素性はわかりませんが、500mlで9HK$(180円)でした。飲んだ感じも悪くない。

おつまみに買ったのが香港の食べ歩きフードとしても知名度ある、フィッシュボール(魚蛋)。魚のすり身を揚げたものなのですが、食感が非常にブリブリしていて、つみれというよりもチクワ。ちょっと思ってたんと違う感あります。30HK$(600円)でした。

シンフォニーオブライツ、はじまります!

そうこうしている間に20時が迫ってきました。階段に座って休憩していたのですが、シンフォニーライツは海沿いで見よう、と移動します。

そこそこ人が集まってきました。大混雑ではないものの、手すりから5列くらいは人がいる状態です。プロムナード全体に人がぎっしり。アジア系よりも欧米系の方が多かった気がします。日本人も韓国人もいましたよ。

LED看板はこんな感じ。まるでパチンコ屋の照明のようにビカビカ点灯するものもあれば、企業ロゴをひたすらアピールしまくるものもあり。あちこちで気の向くままに表示している感じで見ていて飽きません。

20時になり、シンフォニーオブライツが始まりました。対岸の観覧車付近でカウントダウン表示が始まり、プロムナード内のスピーカーからほんのりとクラッシック音楽が流れます。いくつかのビルの屋上にあるサーチライトがピカピカと動き回り、それに連動してLED看板もピカピカ。

・・・しょぼい。無料とはいえ、しょぼい。

音もあまり聞こえないので照明と同期している感じもわからないし、これだけイルミネーションがあって、シンフォニーオブライツとして稼働しているのは1割程度。他のLED看板は先ほどと変わらず企業宣伝ロゴや動画を流し続けているという統制のなさ。

13分のショーらしいのですが、10分くらいでみんな帰り始めました。特に盛り上がるポイントもなく、誰からも歓声や拍手が上がることもなく。終了しました。

前評判として「しょぼい」「あまり期待するな」と聞いていましたが、まさにそれ。ショーを見に行くというよりも、香港の夜をこの場所で一緒に過ごした、結構ショボかったよねーと感想を言い合うために存在していると言っても過言ではないです(笑)

ビクトリアピークの上から見る、フェリーから見る、など他に選択肢もありましたがどれで見ても同じ感想でしょうな。香港100万ドルの夜景は、山キッズ1が彼女なり奥さんを連れてくる時のためにおいとくことにしました。

疲れたので晩御飯はホテルで惣菜を食べたい

すっかり疲れてしまった山キッズ1。チムサーツイ周辺のお店で晩御飯を食べることも想定していたのですが、お店に入って食べる気力がないから早くホテルに戻り、セブンイレブンの冷食が食べたいと言い始めます。確かに、明日の予定もあるし早めに寝て体力を回復するのが良さそうです。無理は禁物。

MTRに乗って九龍城エリアへ。新駅ができてリーガルオリエンタルホテルへのアクセスがずいぶん楽になりました。

ホテルの近くにスーパーあったよね?と入ってみたらこんな感じ。中国の食品もあれば、日本の食品も同じくらい並んでいます。牛乳は北海道産が結構強そうでした。値段は中国産とさほど変わらず。円安の影響ですかね。

見慣れた冷凍うどんもあります。その他、レンジでチンする系のチルド食材もいろいろありましたが、お弁当やパンおにぎりなどすぐに食べられるものはおいていませんでした。

ドラゴンフルーツ、食べたかったですけどね。ナイフがない。2個で17.8HK$(320円)です。

到着直後はゴチャゴチャしてるなーと警戒しながら歩いていた九龍城エリアですが、夜になる頃には感覚が麻痺したのか、すっかり慣れていました。このネオンサイン看板も、ゴチャゴチャした張り紙も、なんだか愛着が生まれてくるものですね。

部屋に電子レンジがあったはず、という山キッズ1の言葉を信じて、セブンイレブンの冷凍弁当を買ってきました。エビ入りの餅米、チキンクリームソテーご飯。点心と怪しげなポテトチップス(わさびサーモン寿司味)を買ってきました。箸やスプーンがない気がしたのでコンビニで貰っておいて正解。店員さんに聞いてみたら、電子レンジのあるセルフコーナーから持ってきてくれました。台湾の人は親切ですね。

このチキンクリームソテーご飯、非常に美味しかったです。薄く切った鶏肉と、マッシュルームとガーリックが聞いたクリームソースがライスとベストマッチ。日本でも作って食べたい!

シャワーからお湯が出ない?!と慌てましたが、5分ほど出し続けていたら無事にお湯になりました。山キッズ1はVODで映画(ターミネーター)を観ていますが、山ボーイは気絶するようにそのままベッドで寝落ちしてしまいました。トコジラミ(ベッドバグ)はいないようでしたが、念の為、電気をつけたまま寝ることにしました。暗くなると虫が行動しはじめるらしいですよ。

おかげで虫は問題なしでした。さあ二日目は次のエントリーで!

ビクトリアリバー沿いでブルース・リーと写真を撮る!香港弾丸一泊二日<二日目>その4
弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その4です。 朝ごはんはどうしようか?から始まる 目覚めました。夜23:00には寝落ちして、朝7:00には目が覚めました。時間的には8時間ほど、十分に寝たはずなのにどこか疲れが残っている気がする香港の朝です...
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