サイトアイコン 山ボーイ&山キッズときどき山ガール

九龍寨城公園と深水埗(電脳街)でオールド香港を満喫!香港弾丸一泊二日<一日目>その2

関空からPeachで飛ぶ!親子二人で出かける現地滞在約30時間の香港弾丸一泊二日<一日目>その1
計画編に続き、弾丸旅行の一日目の模様をお伝えします。父子2人旅、一泊二日、予算は二人で10万円です。LCCのピーチ航空は関西国際空港第二ターミナル初めてやってきた第二ターミナル。第一ターミナルは立体駐車場だし、空港ビルも立派。一方、第二ター...

弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その2です。

九龍城周辺を散策

リーガルオリエンタルホテルにチェックインを終え、15時頃から近所を散策です。まだ香港らしいものを食べていないので、遅めの昼食も食べようかと。

ホテルのすぐ隣の区画が九龍寨城公園です。サッカーコートや自転車コースなどがある都市型の大きな公園です。以前はかの有名な九龍城砦がありました。

九龍寨城公園。きれいに整備されています。周辺道路の交通量は多いのですが緑豊かで落ち着いた雰囲気の公園です。

左側にあるのは子供用のサイクリングコース。自転車が借りられるようになっていました。そういえば街中で自転車を見かけなかったので、子供のトレーニングやレジャーとしてサイクリングコースがあるのかも。

九龍城砦跡地エリアです。当時の建物の断面イラストが壁画になっています。密集かつ縦にも横にも増築を繰り返したまさにカオス建築。小さな部屋ですが確かに人々の生活があったことがイラストから伺えます。

1/200スケールですが金属模型が残っています。一度入ると迷って出てこれない、みたいな話もあったようです。日の当たらない部屋どころか昼間でも暗闇になっている部屋もありそうです。

同じエリアに昔の香港の暮らしぶりがわかる展示ブースもありました。無料で文化に触れることができます。プロジェクターでの展示がメインですが、カメラ画像を合成するなどハイテクが取り入れられています。

さあ、お昼ご飯を食べようか

香港国際空港のセブンイレブンで軽く腹ごなしをしましたが、お店に座ってちゃんとしたものを食べたいじゃないですか。香港らしいのを。九龍城エリアのお店も眺めてみたのですが、香港到着初日でぶらりと入るにはハードルが高すぎるお店が多いです。通りから店内が見えないので、入ったが最後キョドりまくる予感がします。

と思っていたら、公園のすぐ隣に見慣れたAEONの看板を発見。ショッピングモールのテナントであれば少しは入りやすいことでしょう。冒険したいのはヤマヤマですが、徐々に慣らしていきましょう。

https://www.openrice.com/zh/hongkong/r-八方台式麵屋-九龍城-台灣菜-台式飲品-r658454

大快活などもあったのですが、もっとチャイニーズ感のあるお店を、ということで八方台式麺屋へ。台湾料理のお店です。

オクトパスカードでセルフ注文できるタッチディスプレイがあったので、そこで注文してみたのですが。漢字ばかり並んでいて、雰囲気はわかるもののどんなメニューが届くのがドキドキです。注文後、「送餐号」とやらを選ぶ画面になったのですが全くわからず。テーブルのような気がしたので、すぐ近くの1番を選んでみました。

念の為カウンターの店員に見せてみたら、「席で待っとけ」とのことなので1番テーブルに座ってしばし待ちます。

届いた。山キッズ1の頼んだ台湾牛肉麺です。辛マーク1ですが、見るからに辛そう。ゆで卵、野菜に加え、やわらかく煮込んだ牛肉がゴロゴロと入っています。酸味もあってトムヤムクンっぽい雰囲気でした。美味しかったですが、山キッズ1は全身汗だくに。

山ボーイが頼んだのは、どうやらルーローハンとスペアリブの唐揚げだったようです。小ぶりのお椀に甘塩っぱい肉がのっています。美味。唐揚げはサックサク、中の肉も非常にジューシーでもっちりしています。ほんのり八角っぽい香りもして、まさに台湾。満足度の高い逸品でした。二人で125HK$(約2,500円)でした。

香港の電脳街、シャムスイポー(深水埗)に行ってみよう!

事前情報によると、電脳街と言われるPCや電気系の集積地が三箇所程度あります。シャムスイポーは下町の雰囲気もあって面白いのだとか。googleMapsでルート検索すると、富豪東方酒店付近のバス停から42系統で行けるようです。

バス停に行くと、足元に系統番号が書かれています。42のところに立って待つも、ぜんぜん来ない。googleMapsの案内によると既に時間は過ぎているはずなのに。バスアプリを入れると系統ごとのバスロケが見れるようですが、香港以外のクレジットカードを登録しているiPhoneではインストールできないのだとか。仕方ないのでそのまましばらく待ち続けました。他系統のバスを何台も見送り、乗車賃2HK$(?!)というミニバスも何台も見送り。ようやくバスに乗れました。

その間、道ゆく車を眺めていましたが、テスラ、ベンツ、BMWなど高級外車がたくさん走っていました。リッチな方もたくさん住んでいるようです。

GooleMapsを眺めながら降りるべきバス停を待ちます。北河街とやらで降りることにしました。ここは食料品売り場が集積しているエリアだそうで。バス停すぐのところに日本語の看板、業務スーパーを発見!なんだか嬉しくなりますね。

高登電脳中心方面に向かいます。通りには屋台がずらりと並んでいます。屋台とはいえエアコンもついていて常設仕様。いろいろなものが売っていますが、特に欲しいものもなさそうなのでスッスっと歩いて行きます。それにしてもとにかく人が多い。なんとなく中国系の人が多そうです。深圳方面から買い物にくるらしいですよ。人が多くて避けながら歩くのが大変で。慣れていない山キッズ1がみるみる疲弊していきます(笑)

お目当ての高登電脳中心へ。街並みはとにかくゴチャゴチャしていて、どこに何があるか全然わかりません。いきなりPC周辺機器を売ってそうな街並みになり、地下一階、中二階への階段があるビルに到着しました。中にはいると四畳半程度のお店がとにかく大量に入っています。香港全般に言えることですが、百貨店のような品揃えの多いお店はあまりなく、小規模個人商店がとにかくたくさん集積している傾向にあります。エリアによって、マウスやキーボードなどデバイス系が多いところ、SwitchやPS4などゲームソフトが多いところ、ノートPCやタブレットが多いところなど様々。地図も見つけられなかったので迷路のような店内をとにかくぐるぐる。安い中華スマホとかあったら買いたいなと思っていたのですが見つけられませんでした。なくはないけど、別に安くない。

人混みに疲れたのでチムサーツイへ

シャムスイポー周辺には比較的安価な飲食店もあったのですが、疲れすぎていて食べ歩きする気にもならず。今晩のシンフォニーオブライツ狙いで早めにチムサーツイ(尖沙咀)に移動することにしました。元気があれば歩いていきたかったのですが、道路事情もさほど良くなく、人混みを避けて歩くのも疲れそうなのでMTR(地下鉄)でささっと行くことにしました。

香港旅行にきて初めてのMTR。改札でピッとかざすだけで通れます。便利。フラッパーゲートではなく、回転バー式なのでガチャっと押し込んで通ります。エスカレーターに乗ったのも初めてですが、スピードが速い!!笑 日本のエスカレータの倍くらいではないでしょうか。グイグイ進んで楽しいです。

地下鉄ホームは日本とさほど変わらず。全面のホームドアがあるので安心です。治安も特に悪くないです。

チムサーツイにつきました。うん、明らかに歩きやすい。(多分)中国人だらけだったさっきの街と違い、欧米系やアジア系などいかにも観光客っぽい人たちが増えました。街並みもスッキリしています。香港到着後、九龍城エリア、シャムスイポーと昔ながらのごちゃごちゃした街にばかりいたので、なんだかほっとしました。

とはいえ、一本裏通りになると一気にザッツホンコンな感じになります。昔ながらのゴチャゴチャ高層住宅と、最先端のガラス張り&LED看板ビカビカが共存している街でした。

香港一日目の夜は次のエントリーで!

モバイルバージョンを終了