男は黙って辛口カレーをモグモグ。汗をかいても弱音は吐かない山ボーイです。
インドのカレーは右手だけ使って食べるのが現地流
日本にもたくさんインド料理のお店がありますね。定番は大きなナンがついてくるカレー。タンドール釜で焼いたナンは香ばしくてカリカリふわふわで甘くってとても美味しい!付け合わせのフレッシュサラダで箸休めしながら、少し辛めでオーダーしたカレーとセットでムシャムシャ。最後に甘くてひんやりのラッシーで身体の火照りをスーッと沈める。最高ですね。
そんなインド料理ですが、みなさん、両手使って食べてません?両手でナンをちぎると右手も左手も油でベタベタになりますよね。これ、インドの方は右手だけを使って器用にちぎって食べるんです。山ボーイもそれを真似て右手だけを使ってインド料理を食べるようにしています。
インドでは左手は「不浄の手」とされているので、食べ物はもちろん、握手したり物を渡したりするときにも左手は使いません。これは衛生面や宗教上の理由だったりするのですが、形だけ取り入れて、右手だけで食べるようにすると便利ですよー。
- 右手しか汚れないので、おしぼりで手を拭く回数が減る。
- 左手は汚れないので、スマホで料理写真が撮りやすい。
- 右手だけで食べていると「インド通」っぽく見える(!)。
はじめのころはちょうどいいサイズに千切れなくて難儀しましたが、慣れてくるとナンを見ずとも適切なサイズに千切れるようになってきます。
ちなみにインド料理においては「手食」の文化もあり、南インド系のカレーを右手でマゼマゼしながら手でダイレクトに口に運んで食べたりもします。お店でトライするのはちょっと勇気が入りますが、郷に入っては郷に従え!の精神でトライすると楽しいです。最初に手食にトライした時はあまりに緊張しすぎてカレーの味がわかりませんでした(笑)
コロナ禍でレジャーが減ると心も内向きになりがち。身近にある外国レストランでいつもと違う経験をして心に栄養を与えましょう(^-^)