生きていく上で困らない程度の自由が手に入ったとしたら、あなたは自分の時間をどのように使いますか?

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体を動かすことが好きな山ボーイです。体を動かしていると頭が整理されていくような気がするから。机に向かってじっと考え事をするのも好きですが、ある程度目処がついたらすぐに行動したくなる性分です。

哲学的な問いかけをしてみる

掲題の「自分の時間をどのように使うか」は人生を考える上で切り離せない哲学的テーマです。

太古に遡れば、ヒトは生きていくために衣食住を自分で賄ってきました。それが家族で分業、ムラで分業、と共同体が大きくなっていきます。専業化することでジェネラリストからプロフェッショナルになり、うまく役割分担しながら共同生活を送ってきました。生存のために毎日水と食料を探し回らなければならない状態から、自分の役割を全うしてみんなで持ち合えば生きていける状態になったのです。

時は現代。共同体は社会、国家、地球全体と規模を大きくしていきます。顔を見知った間柄でなくても「役割を担った価値」を共有できるよう、通貨が生まれ、日々の生活はお金を軸とした経済活動をベースに回るようになりました。おかげで、自分の半径数メートルだけでなく、遠く離れた人たちの生み出したサービスを享受できるようになったのです。

海なし県に住んでいても海の幸がスーパーで買えるようになりました。100円回転寿司に行けば、世界中から仕入れてきた海の幸で握られたお寿司を安価に食べられるようになりました。この数十年で生活の質は一気に改善したように感じています。

さて、古くは「自分で」やらざるを得なかった生きていくために必要な◯◯は、お金を介して誰かにアウトソースできるようになりました。お金さえあれば、他の誰かが生み出した便利なサービス、財をもとに何不自由なく生きていくことができます。

「買う」という行為は簡単です。適切な対価を支払えば、一瞬でモノやサービスと交換できる。結果、現代人は時間を持て余すようになっていきます。

自分は何者なのか、人生の中で何を成し遂げるべきなのか。平日の夜、週末、いかに有意義に過ごすか。山ボーイもそんなことばかりを考えています。

時間の過ごし方は人それぞれ、万人への正解なんてない

正解のない問いではあるのですが、確固たる信念をもって迷わず生きていくことができればどんなに幸せなのだろう、とも思うのです。何かに打ち込んでいると苦しいながらも幸せや達成感があるのは、目標や信念に向けて迷わず邁進しているからなのですよ。

ヒマだなーと思いながら、テレビをザッピングしたり、Youtubeの動画を見たり。SNSのリール動画をサクサク眺めているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。オンラインゲームもそうですね。楽しいのですが、ふとした瞬間、こう思うのです。

自分に与えられた時間を湯水のごとく消費して何をやっているのだろう。自分にも家族にも社会にも積み上げがされないこの行為は人生の無駄なのではないか。

そして焦燥感とともに毎日を過ごすことになるわけです。せっかくの、太古に比べたら「満ち足りた生活」のはずが、夢中になれる/ならざるをえないことが目の前にないだけで、ソワソワと落ち着かない毎日になってしまうのです。なんだか勿体無い話ですよね。

毎日を楽しく過ごせばそれでいい

山ボーイみたいに難しく考え込んでしまう人もいれば、そんなこと考えるだけ時間の無駄だ、と人生を謳歌できる人もいます。せっかくの人生、楽しく過ごしましょう。そのために自分が何をしていると幸せなのかを振り返り、自分の時間を幸せなことに注ぎ込んでいきましょう。ひとつひとつの行為が人生において積み上がっているかを考えても仕方がない。自分の幸せ、周囲の幸せにつながっていると思ればそれで十分なのです。

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こちら、野菜サンドでおなじみのサブウェイ。山キッズ2に「何が食べたい?」と聞いてみたところ、野菜たっぷりのサブウェイが非常に美味しかったからまた食べたい、とカワイイことを言ってきました。高槻駅前にあるのですが、ただ買いに行くだけでは面白くないので、散歩&電車の旅を組み合わせてのサブウェイランチプランにしました。10kmほど歩いたのでよい運動になりました。

もうひとつ大事なこと、期待しない

これは別エントリーで書きたいネタなのですがさわりだけ。

自分自身にはどんどん期待してプレッシャーかけていったらよいのですが、家族や社会に対して何かをした際に、必要以上に効果を求めないようにしましょう。自己犠牲の精神が前に出てしまうと、ついつい「見返り」を無意識に求めてしまいがちです。必要以上に期待しないことが心の幸せ、家族の幸せに大切です。

それではみなさん、楽しい毎日を送りましょう!アデュー!

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