公園にも街路樹にも!赤いヤマモモの実をあつめて砂糖につけて、甘酸っぱいヤマモモシロップを作ったよ!

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自然の恵みを満喫したい山ボーイです。

梅雨時に赤い実がなる樹が身近にありませんか?

それがヤマモモの木です。街路樹としても、公園や庭のシンボルツリーとしても人気がでており、あちこちで見かけるようになりました。赤い実が地面に落ちると地面が汚れてしまうのですが、さわやかな香りが素敵な木。

そんなヤマモモの実を集めて、砂糖漬けにしてシロップを作ってみました。

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まだちょっと赤みが足りないものもありますが、集めてきたヤマモモの実です。さっと水洗いし、塩水に1時間くらい漬けておきます。実の中に入っている虫を追い出す効果があるようです(幸いにも虫はいませんでした)

ちょっとかじってみましたが、甘さはほとんど感じず酸っぱさが強い!実は少なくて半分以上が種。公園のシンボルツリーに登ってヤマモモの実を食べている子供を見かけたことがありますが、生で食べるのはなかなかすごい。山ボーイは、ヤマモモの木の下に大量に落ちている実をイノシシの親子が食べているのをみたことがあります。ボリボリってすごい音を立てていたのは種ごと齧っていたのですね。

なお、ヤマモモの実には抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれていて、アンチエイジングや生活習慣病に良いらしいですよ。

グラニュー糖で漬けることにしました

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梅酒を作るときは氷砂糖とホワイトリカーで漬けますが、今回は子供にも手伝ってもらい、子供も飲めるヤマモモシロップを目指します。水気を切り、空気に晒して乾燥させたヤマモモの実をグラニュー糖をまぶしながら瓶に入れていきます。氷砂糖よりもグラニュー糖の方がはやく溶けるので、浸透圧でヤマモモのエキスを早く吸い出せるようです。

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今回使っているのは奈良みやげの大仏プリンの瓶です。ちょうどいいものが他になかったので。。。入り切らなかった分はジップロックに入れて同様にグラニュー糖漬けにしました。

翌日、翌々日くらいにはグラニュー糖が溶けて赤いシロップの中にヤマモモの実が浸かる状態になりました。ヤマモモの実が空気に触れているとカビたりしやすいらしいので、早めに液体の中に浸かるよう工夫すると良いようですよ。

しゅわしゅわと泡がでているのは発酵している状態なので、糖をアルコールにされないよう、冷蔵庫にうつしたりと温度管理にも気を遣ってくださいね。

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二週間も経つとヤマモモの実からエキスがでて、実がカチカチになるので捨てる頃合いで、シロップの完成です。そのまま飲んでみても良いし(ちょっと甘いですが)、炭酸で割ってもよし。さわやかな酸味で夏バテ予防になりそうなヤマモモシロップ。簡単なので、身近でヤマモモの実が手に入るようなら是非試してみてください。