何事も、一度やりはじめたら手応えを感じるまではやり込んでみたい山ボーイです。
今日も庭で燻製(熱燻)を
天気の良い週末ですが、花粉が飛びまくっていることもあり遠出する気になれず。前回に引き続き、庭で熱燻トライです。
前回はカセットコンロでしたが、少しでも風があると熱が逃げてしまうので、キャンプ用のバーナーを出してきました。UNIFRAMEのUS-1900ブラックです。カセットボンベが燃料なので燃料調達性に優れています。あとはカセットガス自体の値段も安いです。
安いウィンナーを燻製してみる
いざ熱燻!
まずは安いウィンナーを投入します。あらびきウィンナーではなく、お得用として安く売っている、パリっとしない系のウィンナーです。これも燻製にすると美味しくなるのでしょうか。どきどき。
10分程度で色がつきました。
出来立てを食べてみると、くん液が馴染んでいないので若干酸味を感じますが、BBQで食べるあのウィンナーの味になりました。悪くないのですが、くん液が馴染むまでおいてくおくとウィンナーも冷めてしまい味が落ちます。悪くないですが、燻製は少々冷めても美味しいものの方が向いていますね。
ちょっと変わり種、厚揚げの燻製は?
お次は厚揚げです。BBQでも時々厚揚げ持ってくる人がいますからね。きっと燻製しても美味しいのでは、との考えから入れてみました。水分を減らすのがポイントなので、表面の水分、油をクッキングペーパーでとってから入れます。
しばらく熱燻してみると、ふちの部分に色がつきました。
食べてみると表面がサクっと、中はふんわりしています。BBQで厚揚げを焼いたときのように香ばしくなっています。
こちらも悪くないですが、燻製による相乗効果という期待値からはイマイチかなー。下ごしらえで十分に水分を抜いた方が良いのかもしれません。
安物のピザを燻製!
続いてはスーパーで買ってきた一枚200円程度のチルドピザ。通常はオーブントースターで焼きますが、熱燻でも焼けて美味です。前回は大成功でしたので子供達のおなかを膨らませるためにも焼いてみます。
チーズに燻製の色が乗り始めたところで出してみます。
うーん、もう少し焼いた方が良かったかな。キッチンペーパーを敷いたり、ウッドチップの上にアルミホイルを載せたりしていることから熱や煙の循環がイマイチなのかもしれません。ピザを焼く場合は色々障壁をとっぱらった方が美味しくなりそうです。
米国産の安いポークステーキ肉が大変身!
続いてはローストポーク。近所のスーパーでグラム60円くらいで買ってきた米国産ポークステーキ肉です。厚みがあるのでフライパンで焼く場合には火の通し方が難しいですが、ダッチオーブンだと上手に焼けます。
下ごしらえとして両面に塩を振って30分程度放置、クッキングペーパーで肉の水分をとっておきます。常温に戻すこともポイントですね。
30分後。こんがりと仕上がりました。低温じっくりで火を通しているので、脂身の部分がねっとり柔らかくなりとても美味しそうです!
切ってみました(写真が下手ですみません)
中まで火が通っており、激安豚肉でも安心。噛むとまるでハムのように柔らかでしっとりしています。筋や脂身の部分がねっとりと美味しい!一枚300円程度の豚肉がごちそうに変化しました!これぞ「一手間かけると美味しくなる」パターンです!フライパンで焼くと固くて美味しくない系の肉ですから。
実は熱燻ではなくローストポークが美味しかっただけなのかもしれませんが、燻味がつくことで豚の臭みは全く気にならなくなりました。塩味のみでパクパク食べられます。うまーい!
なお、冷めてしまった食べ残し分を電子レンジでチンしたら水分も抜け肉が固くなって美味しさが半減してしまいました。ほんのり温かいうちに食べるのがベストです!
熱燻まとめ
今回わかったことは以下です。
- 外で火を使うなら風防のあるカセットコンロがよい
- 多少冷めても美味しい具材の方が燻製向き
- ローストポークの熱燻は大いなる可能性を秘めている
- 燻製ばかり食べていると煙に酔ってくる
熱燻は、美味しいものをより美味しく食べるだけでなく、安い肉を美味しく仕上げる可能性を秘めています!