鹿せんべいをあげよう!奈良公園の春日山原始林をハイキング!

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野生動物と共存、触れ合える場は大切にしたい山ボーイです。山キッズ3はなぜか鹿のことをカンガルーだと思っているようです。確かにピョンピョン飛んでいく姿はカンガルーっぽい。いつか野生のカンガルーに会いにオーストラリアに行きたいです。

今回のおめあては奈良の春日山原始林

「関西 子どもとおでかけ 日帰りハイキング」を参考に、春日山原始林を歩く計画です。距離はやや長いですが、鹿もいるし5歳の山キッズ3も楽しく歩けるかな?との算段です。

なお、若草山は冬季閉山中なので春日山自然歩道を歩くことになります。それはなんとかなるかな。火気厳禁のため、おにぎりなどの軽食を準備して出発します。

到着後、さっそく鹿せんべいを購入

奈良公園にやってきました。春日大社駐車場は満車だったので、周辺の民間駐車場へ停めます。奈良公園エリアに入ると、あちこちに鹿せんべいを売るおばちゃん、そして鹿、鹿、鹿。

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10枚組で150円です。以前はもっと安かったような気もしますが。。。

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まずは一セット購入。山キッズたちで鹿せんべいを分け、鹿にあげます。ちなみに鹿せんべいは人間が食べても害はない材料のようです(ぬかと小麦粉らしいです)が、美味しくないです。食べてみた山キッズ1曰く、「草の味がする」「なんかフレッシュ」だそうです。

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鹿に歩み寄ります。駆け寄るとびっくりして逃げるので、鹿せんべいをチラつかせながらゆっくりと近づきます。

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せんべいを差し出すとモグモグ食べてくれます。「かわいー」とすっかり鹿が気に入った様子。この後、もう一セット購入し、春日大社の参道にいる鹿たちに餌やりしながら歩きました。

春日山遊歩道へ!

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春日山原始林をぐるっと一周する想定で春日山遊歩道にやってきました。若草山は12〜3月は閉山中なので、春日山遊歩道を通って若草山山頂を目指します。砂利の車道をひたすら歩く、あまり面白みのない道です。

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あまりに歩かないので、山ガールがおやつをチラつかせながら進みます。まるで鹿せんべいを欲しがる鹿のようです。まぁ、歩いてくれればいいや。

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若草山山頂までおよそ2.5kmあります。ひたすら単調な砂利道が続くので、山キッズたちができるだけ飽きないよう工夫します。持ち歩いているリングシュリンゲで牽引したり、二人で電車ごっこしながら進んだり。あると便利です。

いよいよ若草山山頂に到着!

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若草山山頂駐車場にやってきました。有料の奈良奥山ドライブウェイにある無料駐車場です。空きがあるし、民間駐車場よりも安いです。春日山原始林一周ハイキングが前提なら、ここに車を停める方が正解だったのかも。トイレもあります。売店もありますが、閉店中でした。

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自然歩道内ではほとんど鹿を見かけませんでしたが、山頂付近には鹿がいます。売店が閉まっていて鹿せんべいを買えませんが、ポケットの中に鹿せんべいが残っていたので食べさせます。登ってくる間に鹿せんべいは粉々になってしまいましたが。。。

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鹿との触れ合い方について注意事項が書かれています。奈良公園で鹿に噛まれた、怪我をした人の数が増えているとニュースになっていましたが、人に慣れているとはいえ、あくまで野生の鹿なので上手に付き合う必要がありますね。

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若草山山頂にやってきました。見晴らしの良い気持ち良い場所ですね!

しかし、この日はめちゃめちゃ寒い。風が吹き抜ける山頂は体感気温が氷点下です。若草山を通過できればもっと楽しみながらここにたどり着けたことでしょう。

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鹿と触れ合いながら楽しくハイキングしてきました。

春日山原始林をぐるっと一周するはずでしたが、歩いてもあまり楽しくないので子供達のモチベーションが上がらないのでここで引き返します。奈良奥山ドライブウェイを下山することも検討しましたが、自動車専用道なので歩行者は通行禁止だそうです。残念。

下山後、鹿せんべいを・・・食べない!

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東大寺前の広場まで戻ってきました。いよいよ鹿とたっぷり触れ合えるぞ!と、山キッズたちはお小遣いから鹿せんべいを買います。ひとり1パックずつ。

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しかし、午後を回ると鹿たちはお腹いっぱいになっているようです。観光客が多いエリアということもあり、鹿せんべいに見向きもしません。目の前に鹿せんべいが散らかっているくらいの飽和状態。。。

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30枚も鹿せんべいを買ってしまったので、食べてくれる鹿を探しながら散策することになりました。どの鹿もお腹いっぱいのようで、目の前に差し出してもぜんぜん食べてくれません。山キッズたちも「せっかく買ったのにー!」とイライラ。こういう経験をすることも、お金を上手につかうためのよい練習になりますね。

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鹿せんべいを背中に乗せても食べない。

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鹿せんべいを頭に乗せても食べない。無表情です。

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ようやく食べてくれる鹿を発見しました!南側にある、浮見堂あたりには観光客も少なく、午後でもお腹が空いている鹿がいました。

鹿せんべいが余って困ったら、浮見堂方面にいる鹿を探しましょう。