はじめてのサビキ釣り、親子でたくさん楽しんじゃおう!

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子供と自然遊びを楽しんでいる山ボーイがオススメする、親子ではじめられるサビキ釣りです。魚を釣る体験、自分で釣った魚を食べる体験はプライスレスですよ!

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サビキ釣りをオススメする3つの理由

魚釣りにも色々ありますが、ファミリーフィッシングとしてサビキ釣りがオススメです。

まず、サビキ釣りは、技術ではなくタイミングの釣りなので、技量の差が現れにくいため初心者でも楽しみやすいです。魚の群れが来ているときを狙う釣りなので、魚さえいれば誰でもフィーバー、入れ食い状態!つまり、初心者でも子供でも数釣れて楽しい釣りができちゃう、それがサビキ釣りです。

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次に、ミミズのような虫餌を触る必要がない釣りです。オキアミとよばれる小さなエビのようなもの(プランクトン)を撒きながら釣るため、虫を手で持つことに抵抗がある方でも問題ありません。オキアミは死んでいるので動きません。

最後に。サビキ釣りで釣った魚はだいたい食べられます。釣りそのものは池でも川でもできますが、海で釣った魚はたいてい美味しく食べられます。また、サビキ釣りでは回遊魚であるイワシ、アジ、サバがメインなので、食べられるかどうか判断に迷う魚はあまり釣れません。

サビキ釣りをやってみよう!

そもそも、今はサビキ釣りシーズンですか?場所によりますが、6月〜11月くらいがサビキ釣りのシーズンです。

はじめてのファミリーフィッシングの一番の難所は子供です。大人は根気強く釣ろうとしますが、子供はすぐに「帰ろう」と言い始めます(笑)せっかくの親子フィッシング、いかに子供に機嫌よく釣りを楽しんでもらうか。これに留意してください。

まず時間帯です。満潮前後の時間が良いとか、魚の食事時であるマズメ時(朝方、夕方)の方がよく連れたりしますが、まずは気にせず、子供の負担が少ない時間を選びましょう。子供の満足度を上げるために、水分、おやつ(いつもよりも豪華なもの)も用意しましょう。釣れない時のひまつぶしグッズもあるといいでしょう。

次に場所選びです。どこでも釣っていい訳ではありません。ご自身がアクセスしやすい釣り場を探してみてください。子供の落水リスクを考えると、堤防よりはほどよい高さの柵があったり、ライフジャケットを貸してくれる場所が良いでしょう。いわゆる「釣り公園」は入場料が必要だったりしますが、そのぶん魚が寄ってきやすいようになっています。なお、写真のように柵が高い場所は子供は釣りにくいです。

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道具は、買うか借りるか悩ましいですね。レンタルのある釣り公園等であれば借りるのもテですが、近くの大型釣具屋で初心者セットを買っちゃいましょう!だいたい3000円くらいで買えますので、2〜3回くらいでレンタル費用を追い抜きます。安いながらも自分の道具を使った方が愛着ありますし、道具があれば再び魚釣りにいくハードルも下がります。なお、初心者セットは耐久性が低いから、竿とリール、釣り具を別々に買うべきだとの話もあります。が、壊れたらそのとき考えるということで、とりあえず初心者セットで感触をつかむのがオススメです。

 

エサは、冷凍オキアミを釣具屋で買います。レンガのような塊が安いですが、初心者にとっては溶かす面倒もありますので、多少割高でも溶かしてあり使いやすいタイプを選ぶのがオススメです。エサを買うついでに、予備のサビキ仕掛けを2〜3セット買い足しておきましょう。海中でひっかかったり、糸が絡まったりして仕掛けを捨てることがあります。

 

 

釣った魚を持ち帰るための容器も用意しましょう。家にあるクーラーボックスでも良いですが、魚を入れると生臭くなります。発泡スチロールの箱とか、使い捨てにしてもよい保冷バッグに氷を入れていきましょう。スーパーで買い物をして保冷用の氷をもらうのがオススメです。

 

まとめますと。

行く場所を決めて、家からおもちゃやおやつを持って子供と出かけます。釣り場の近くには大抵釣具屋がありますので、そこで初心者セットと餌(冷凍オキアミ)、予備のサビキ仕掛けを買います。余裕があれば店員さんに「釣れてますか」と聞き、英気を養いましょう。スーパーにも立ち寄り、追加のおやつと保冷用の氷をゲットします。あとは釣るだけです。

サビキ釣りの楽しみ方

釣り場に着いたら、釣り座を確保します。狭いと釣りにくいので、周りの人と等間隔になるよう意識して荷物を置きましょう。

初心者セットの竿を伸ばし(大抵、ふりだし竿と呼ばれる竿です)リールの糸を竿に通します。糸の先をチチワ結び(糸を折り返したところを固結びして輪を作ります)にし、そこにサビキ仕掛けのスナップをつけます。サビキ仕掛けには上下がありますので、竿側、カゴ側を間違えないように気をつけます。

下におもりのついたカゴをスナップでつけたら、カゴにオキアミを入れて海に沈めます。竿をゆっくりユラユラと動かし(この動作をサビキといいます)、カゴの中のオキアミを海中に撒き、同時に仕掛けについているハリをゆらゆらさせ、魚が食いつくのを待ちます。ブルブルと手ごたえあれば、仕掛けを引き上げ、釣れた魚を針から外して保冷容器に入れます!慣れるまでは子供には楽しい部分だけやってもらい、親はサポートに徹しましょう。

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魚がいる深さ(タナ)は日によって違いますので、どの深さでどんな魚が釣れるかを楽しみましょう。

サビキで釣れる魚は群れで回ってきます。周りの人が釣れている時は自分も釣れるタイミングと考え、手際よく釣りましょう。群れが来ている時は1〜2時間で数百匹釣れたりします。

あったら便利な釣りグッズ3つ

 

メゴチバサミです。もともと素手では危険な魚を持つためのトングですが、魚を持つのが苦手な人はこれで持ちましょう。

 

針はずしです。針を飲み込んでしまって手で外しにくいことがあります。持っておくと便利なことがあります。

 

折りたたみバケツです。釣具屋でロープがついているものを買っておくと、海水を汲みあげるのに便利です。手元に海水があれば、釣った魚を泳がせておいたり、魚を触った手を軽く洗うのに便利です。

釣った魚を食べるかどうか

海で釣った魚は基本的に食べても大丈夫です。特にサビキ釣りの対象となる、イワシ、アジ、サバは大丈夫です。よく気にするのは水域です。工場地帯など汚い海で釣れた魚を食べても大丈夫なのか?気になりますね。

絶対的な基準はなく、人によって判断が異なります。関空以南、須磨以西で釣れた魚なら食べるとか、大和川〜淀川〜武庫川周辺は避けるとか、そんなの気にせず食べるとか。

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以下、山ボーイの判断です。

たまに食べるくらいならいいじゃないですか。自分で釣った魚、食べると美味しさも嬉しさもひとしおですよ。子供と楽しんだ釣り、美味しくいただいてナンボです。

公害問題が多発していた高度成長期とは異なり、川も海も昔と比べてずいぶんキレイになりました。「汚染」のレベル感が昔とは異なります。また、サビキ釣りの対象となる小魚は回遊魚です。群れで来ていますので、河口付近で釣れたからといって、キレイな海から泳いできたばかりかもしれません。

釣りのベテランほど、釣った魚を食べるかどうかの判断が厳しくなります。そりゃ、毎日のように釣るなら、釣れた場所や魚種を選んで食べるようになりますよね。彼らはサビキ釣りでの小魚ではなく、回遊しない(居着き、といいます)魚を狙っていたりするので我々と条件は異なります。

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楽しんで釣った、大切な魚の命。美味しくいただいちゃいましょう!サビキ釣りは「食べる」前提で。気になる方はキレイな海で釣りましょう。

ファミリーフィッシングを楽しむ3つのポイント

1.コストパフォーマンス、つまり「元が取れたか」は考えないようにしましょう。魚釣りは自然との遊び、レジャーです。運良く魚が釣れればお土産がついてくる感覚でいきましょう。

2.主役は子供に!魚釣りは楽しいので親の方が夢中になってしまうことがよくあります。山ボーイもそんな一人ですが、子供が楽しんでくれることを第一に考えるとうまくいきます。

3.釣れるときに釣れる場所に行きましょう。魚がいない場所に行っても釣れません。釣れない魚釣りほどつまらないものはありません。楽しい思い出を作るためにも、釣果情報は事前に調べていきましょう。サビキ釣りを楽しんでいるご近所さんに同行させてもらうのもテです。

それではみなさん、have a family fishing!