梅雨の中休みのような晴れ間を利用して近場にハイキングに出かけました。暑くなるとなかなか山に足が向きませんね。寒い季節のほうが虫もいないし、汗もかきにくいので快適に歩けるように感じています。
行動食選びにも楽しみを持たせる
出発前のイベント、恒例のSOYJOY選びです。山ボーイがSOYJOYを大量に買い込んでいるので、山キッズたちはそれぞれお好みの味を選んでザックにしまいこみます。
今回はJRでのアクセスです!
今回の目的地は京都府の天王山です。比較的安価な駐車場があるので車でもアクセスしやすい場所ですが、事情により今回は電車でのアクセスです。JRに乗る機会が少ないので大喜びの山キッズたち。
ハイカーへの整備が行き届いています
JR山崎駅から山崎聖天方面に歩いて入山する、「関西日帰りハイキング」コースでアプローチします。入山すると竹製の杖が置かれたコーナーが。竹製というところが雅ですね。杖は急な上り坂が続く本ルートではかけがえのない存在です。
ハイキングポールはまだまだ「お預け」なので、竹製のストックを持って意気揚々と歩き始める山キッズたち。
梅雨時期ということもあってキノコがあちこちに生えています。
「またキノコはっけーん!」
「これ毒キノコ?」
と聞いてくる山キッズ2ですが、山ボーイにはよくわからないのでとりあえず全て毒キノコとして説明することにします。キノコ群生島がどうのこうの言ってますが、これはマインクラフトの影響ですね。
かなり急な坂を登ります。コンクリート製の土留めがあってステップになっているものの、一つ一つの段差が高く、子どもにはかなりハード。山キッズ2の背中を押してサポートしながらひたすら登ります。あつい。
ヤブ蚊対策が必要です!
前日の雨も影響して山には大量のヤブ蚊が・・・ここで作戦ミス。機動性の高いタイツ(CW-X)を履いてきたのですが、タイツ越しに蚊に刺されまくってます。かゆい。かゆすぎる!!すれ違うベテラン(と思われる方々)は、首から携帯用蚊取り線香を下げています。その手があったか。
途中、小学生の集団とすれ違います。地図を見ながら子どもだけでハイキングしてるんですね。えらいなあ。
梅雨時期のためキノコだらけ。手のひらよりも大きい巨大キノコがあちこちにありましたよ!
中間地点の旗立 松展望台に到着しました。今回は往復約3kmのお手軽コースなのであっという間ですね。展望台からは京都山城方面がよく見えます。
八幡市の男山も見えますね。こちらはケーブルカーもありますので八幡市駅からの登山もアリか。などと今後のスケジュールを考えてみたりして。男山だと登山というか散策レベルですが。
蚊の多いジメジメゾーンは抜けましたが、引き続きひたすら登りです。気温が高いせいか、はたまた本日の昼ごはんがカップラーメンでないからか、今日は山キッズたちの足取りが重いです。
山頂に近づいてきました!
酒解神社までやってきました。道の両サイドにアジサイが!きれいですね〜。
酒解神社を抜けると山頂まであと500m。道中にメッセージパネルが連なっています。どうやらKDDIと龍谷大学のイベントで設置したもののようです。山キッズ1がひとつずつ読み上げながら進みます。
明るくなってきました。山キッズ2が
「明るくなったということは頂上が近いということだ!」
と叫びます。必ずしもそういう訳ではないのですが。教えたことをいろいろ覚えてるもんですね。
山頂間近。子供達の足取りも早まります。
山頂で食べるゴハン。本日は近場のショートハイキングということでスーパーで買ったおにぎり。カップラーメンじゃないのかー、と言いながらも美味しそうにムシャムシャ食べています。「頑張って登ってきたねー!」と年配の方に声を掛けてもらい、鼻息を荒くしながらの休憩です。
天王山といえば秀吉ですよね
山頂には豊臣秀吉のパネルがあります。天下分け目の戦いについて描かれているらしく、山キッズたちが見に行きましたが、歴史はまだちょっと早いかな?
降りるときは宝積寺ルートから。下りですがひたすら急な坂が続きます。途中、青木葉谷展望台で少し休憩。タケノコの産地らしく、タケノコ運搬用のトロッコがありました。
つづら折りの坂をおりて・・・ようやくゴール。JR山崎駅に到着しました。帰りの電車&バスでは山ボーイ&山キッズはうたた寝。短距離ですが傾斜がきつく、なかなか大変だったようです。
距離は短めで歩きやすいですが傾斜あります
山崎の工場近辺にいながらアルコールを飲まずして帰ってきてしまいました。帰宅して飲むビールは格別!!
天王山を1日に何往復もしている方が複数いらっしゃるようです。そういう場所もあるんですね。ルートによっては地権者と揉めて通行禁止になっているという事前情報がありましたが、今回のルートでは特に問題なさそうでした。
久しぶりのハイキングでしたが、山キッズたちもそれなりに楽しめたようです。途中、幼児を抱いて下山する方がいらっしゃいましたが、お父さんが汗だくでめちゃ大変そうでした。幼児だと歩ける勾配の場所も少ないので、連れてくるとほぼ抱いて歩くことになります。コース選びって大事ですね。