弾丸ピーチで行く香港一泊二日の旅、その6です。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)のSandbox VRへ!
朝食後、軽くお散歩して腹ごなしできたので本日の本命、Sandbox VRにやってきました。Sandbox VRというのはVRアトラクションを提供するアミューズメント施設です。施設内にいくつかのスタジオがあり、VR装備を借りて用意されたゲームをチームで楽しむことができます。香港初のスタートアップ企業で、北米にたくさんの拠点を持っています。日本未上陸です。
食べ歩くだけでなく、香港らしさのある最先端を体験したくて旅行前に下調べをしていました。VRアクティビティには抵抗はなかったのですが、値段に躊躇。なんと、ワンプレイが約400HK$。8,000円/人です。親子二人、約30分の体感型ゲームを楽しんで16,000円が飛んでいきます。。。そもそもNetflix契約してないからイカゲームも見たことないし。。。と、予約せずに現地に到着しました。
香港には尖沙咀と銅鑼湾の二箇所に拠点があります。今日は香港島探索と決めているので、銅鑼湾の店舗に向かいました。
エレベータを出たらコレ。おお、いかにも最先端技術、スタイリッシュな雰囲気!
受付で飛び込み利用可能か聞いてみようと思ったら、タブレットを持った店員さんが登場。どうやら予約制らしく、今からなら一時間後の予約が取れますよと言ってる様子。タブレットにポチポチと予約情報、クレジットカード情報を入力して決済完了しました。オペレーション簡素化のため、Webからのみ申し込みができるシステムです。これをみて行かれる方は事前に予約していきましょう。
予約時間までヒマです。店員さんは「外ぶらぶらしてカフェにでも行ってきたら」的なことを言ってましたが、まだお腹いっぱいなんです。お店に入る気分にもなれないので、近くの商業施設広場の座れるところでボケーっと時間潰しをします。あれこれ予定を消化していく旅行もいいけど、異国の地で街や人を眺めながらぼけーっと過ごすのも悪くない。
いざ、Sandbox VRでイカゲームを
時間潰して予約時間になったのでSandbox VRに戻ってきました。店員さんから英語で解説を受けます。まぁ、なんとなく言ってることはわかるのでハイハイいいながらスタジオに歩いて行って。
用意されているベストやVRゴーグル、ヘッドセットなどを受け取り、いざゲームの世界へ。
ネタバレになるので細かい説明は避けますが、要はイカゲームの世界に入り、参加者の一員としてミニゲームをいくつかやります。全身を動かしたり、動き回るものが多く、そこそこいい運動になります。部屋は広いし動き回れるようゲーム内でもゾーニングされているので安心して楽しめます。頑張りすぎてプレイヤー同士が接触しちゃうことはありますけどね。。。
30分ほど体を動かし、「こりゃ思ったよりしんどいわ」「まるでジムのスタジオプログラムみたいだ」と思った頃に終了。
お馴染みの緑ジャージを着て、この世界にどっぷりと入っていると没入感はあります。簡単なゲームでしたがなかなか面白かったです。プレイ後にダイジェスト動画を見せてくれ振り返りの時間もありますし、この動画自体を後日メールで共有もしてくれます。コンテンツ作成や思い出作りも含めたプライスですね。にしても高い。
ちなみに今回貼っている画像はダイジェスト動画から切り出したものを使っています。
プレイするかも、と思っていたので、実は出発数日前にNetflixを契約し、イカゲームは全話予習しておきました。ストーリーを知らなくても全然楽しめますが、世界観を知っていると「あのシーンか」と嬉しくなる瞬間がちらほら。プレイする場合は予習してからはがオススメです。
Sandbox VRの感想は
そこそこ高価な機材を用意してくれてるし、スタジオ貸切の形なので費用が嵩むのはやむなしだけど、それでもワンプレイ8,000円は高い。旅の思い出の一つとして遊んでみるのは悪くないのだけど、次に香港に来た時にリピートするかといえばノー。一回体験したら十分。没入感に加え、同じ空間で知人と一緒に遊べるのは良い。ニンテンドーがWiiを出した時に、ゲーマー用ではなく友達や家族でリビングで一緒に遊ぶ世界観を表現してたけど、まさにあれ。やり込む系ではなく、誰かと一緒にプレイするところに価値がありました。
香港の自由時間も残すところあと3時間。次は二階建て路面電車「トラム」に乗ります。