武田尾駅〜生瀬駅間にある廃線跡を歩いてきました。家族でも山歩きを楽しみたい山ボーイです。なお、本記事はハイキングコース整備前の内容です。2016年11月の整備後の記事は下記をごらんください。
武庫川渓谷は楽しかった?
当然といえば当然ですが、もともとは電車が走っていた場所ですから、アップダウンはありません。真っ暗なトンネルはあるものの、砂利の単調な道が続くだけなので「探検」としてはイマイチでした。ハラハラするシーンはいろいろありましたが。。。
西宮名塩駅の駐車場に停めることにしました
武田尾の廃線跡、どこからスタートするか迷った結果、西宮名塩駅からスタートしました。基本的に我が家は車でアプローチするので、スタート地点/ゴール地点に駐車場があるかどうかも場所決めの大事な要素です。
生瀬駅周辺には駐車場はありません。武田尾駅には有料駐車場があるらしいのですが、宝塚からのアプローチを考えると手前側の西宮名塩駅がオススメです。
西宮名塩駅前にあるエコールなじお駐車場は1日最大800円でした。平日の方が上限が高いあたりがベッドタウンですね。
いざ、武庫川渓谷廃線跡へ!
西宮名塩から廃線跡入り口までボチボチ歩いていきます。古い民家の間の生活道路を抜けていく感じです。他にもハイキングの方がちらほら。住んでる方からすれば見慣れた光景なのでしょう。すぐ横を流れる川の水はとても澄んでいて、見るからにヒエヒエ。ここで川遊びしたら気持ちいいでしょうね。
廃線跡に到着すると、JR西日本の立て看板が道を塞いでいます。後でわかりましたが、このかんばん、決して誇張ではなく、結構危ないところもありました。心して歩くようにしましょう。
廃線跡というだけあって、渓流沿いの道には枕木が埋まっています。先に進むにつれて砂利も増えてきたりして、なかなか歩きにくいです。ヒール履いてきたらとても歩けないような道なので、カップルでデートに来る人は、絶対に行き当たりばったりで来ないように。きちんとした靴を履いてきましょう。
トンネルが一番のアクティビティかな
途中、トンネルが6箇所ありますが、照明がないので本当に真っ暗です。懐中電灯は必須ですよ!水たまりがあったり、コンクリートの塊が転がっていたりと足元も悪いので気をつけましょう。
鉄橋もあります。手すりはあるけど、スカスカだからふざけていると落ちます。気をつけて。
いつかの台風の影響で、土砂崩れにより道路が埋もれています。誰かが黄色いロープを張って通路を作ってくれています。
今回初参加の山ガールは街歩き用の薄底スニーカーを履いてきたのですが、ゴツゴツした石が靴底ごしに感じられて結構疲れたようです。シューズは大事ですね。
ちなみに山ボーイは山キッズ3(赤ちゃん)をエルゴで抱っこして歩いたから非常に腰がつかれました。足元が見えないので危ないですね。ベビーキャリーが欲しくなりますね。
武田尾駅につきました!ここは秘境駅ですね
のんびり3時間ほど歩いて、ようやく武田尾駅へ到着!ひたすら川沿いのザレ場を歩いてる感じで思ってたほど楽しくなかったです。見所がないというか。真っ暗なトンネルを歩く体験は他ではなかなか味わえないですけどね。
しかし、武田尾駅。宝塚駅から3つ離れるとこんな秘境駅になるとは!驚きですね〜。
3時間歩いた道を、電車で一駅、3分で西宮名塩駅まで戻ります。電車だとあっという間の区間ですが、いろんな思い出が詰まっています。
こちらはオマケ。西宮名塩といえば斜行エレベーターですよ!駅はニュータウンの下にあるので、まるでケーブルカーのようなエレベーターで登ります。ここに住んでる方々はこの斜行エレベーターが日常なんですよね。なんだかトレンディドラマに出てくるような場所ですね。
整備されてハイキングルートになるとの噂?
2016年5月から約半年間、こちらの武庫川渓谷は整備のため通行止めになっています。武田尾駅側から途中まではいけるようです。整備後はオフィシャルに通行可能なハイキングルートになるという話もあり、安全に川沿いルートを楽しめる観光スポットになるかもしれません。
この「何が起きても自己責任です」的なところが面白かったりもするので、整備後の動向が気になりますね。
2016年11月追記
整備後に訪れた記事を掲載しました。比較してみると歩きやすく安全になったのがよくわかります。